top of page
検索

La Strada 2023 第二日目が終了


2日間に渡る今年の門下生コンサート、全て終了です。

ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。


今回は新しく門下に入った子達も多く、バラエティーに富んだ内容になりました。


第二日目の演奏について

開演前に、高校三年生の川西道くんが前回に引き続いての演奏。

受験を控えている子は場数を踏むことも大切ですので、1曲だけですが演奏してもらいました。

前回はお辞儀のタイミングを逃してしまうということがありましたが、今回はそこは大丈夫でした(苦笑)


そして本プログラムがスタート。


高校一年の園部桧飛くん。ピアノは井上。

最近門下に入った子の一人です。

柔らかく高音の伸びのある声。短期間でイタリア歌曲もしっかり体に入れて演奏していました。普段の雰囲気と違って歌となるとかなり粘り強く気力もあり、今後が楽しみです。





同じく高校一年生の髙橋彩実さん。ピアノはお姉さんの髙橋七美さん。

艶のある声で、響きの流れも良く、最初は出しにくそうだった高音も伸びてきました。

高音が出るようになってくるにつれ、低音も出しやすくなってきたのこと。

ポテンシャルをしっかり持っているので、じっくり彼女の持っているものを引き出していきたいと思います。



テノール(愛好家)の高橋伸明さん。

慶應のワグネル男声合唱団出身で、仕事の関係で一時期地方に行っていましたが、最近東京に戻り門下にも復帰しました。

前はかなり声を柔らかく軽く出すような感じでしたが、ここ1年で体としっかり繋げだ発声も身につけ、良いリリックなテノールになってきました。今回は全てトスティを選んでいました。




バリトンの橋本湧さん。

正統的なバリトンの声をもっています。今回は「エフゲニー・オネーギン」のアリアに始まり、井上も大好きなヴォルフの歌曲、そしてブラームス、日本歌曲と多岐に渡る選曲。

井上とレパートリーが近いこともあり、今後も持ち味の美声を活かしつつ頑張って欲しいです。今後の活躍を期待している一人です。




バリトンの正木剛徳さん。

ユーフォニアム奏者とバリトン歌手の二足の草鞋で頑張っています。

今回は井上のレパートリーであるフィンランド歌曲から1曲と、ドイツ歌曲、イギリス歌曲とやはり幅広い選曲。音楽的な構成力をしっかり持っているので、そこを活かしつつ、頑張って欲しいです。




ヴォーカルの鈴木蓮さん。

井上門下の"若頭"的存在の鈴木さん。音大を出ていてテノールとしての演奏ももちろん良いのですが、彼が長年夢見ていたポップスでの活動にいよいよ進み出したいとのことで(門下に入る前からポップスがベースにあることは聞いていました)、今回は彼のオリジナル曲。

今後より良い曲や詩たちと出会い、さらに良い相乗効果を得て活躍していくことを願っています。






二日間に渡る門下生コンサート La Strada 2023 の最後を締めたのは、井上が思い入れのあるミュージカル作品の中のカルテットを。英語のできるメンバーが揃ったので、英語で四人に演奏してもらいました。基本的に曲は個人にお任せにしていますが、アンサンブルも入れることに意義を感じているので(10/29の回は椿姫の2幕の二重唱を)、最後に井上からの提案で、4重唱を入れてもらいました。

吉田陽子さん、舟生夏帆さん、都竹悠河さん、橋本湧さん。演出は都竹さんが行いました。

素敵な演奏でした。



最後に記念撮影

まずは普通に。

そのあとはLa Strada恒例のポーズの"お題"を門下生から出してもらって。

今回は高校生が3名いたので、一人ずつお題を出してもらいました。


お題① 鳥

行々子(よしきり)という曲を歌った子がいたので、「鳥」と提案が笑


お題② ピース


普通にピースでも良いですか?とのことで。急にホッとする感じも👌


お題③ 埼玉ポーズ




これは『そうだ埼玉』『翔んで埼玉』を知っている人でないとわからないですよね笑

和やかな感じで、無事終了いたしました。


...と思いきや、またまた門下生たちから何か....


まさかの、ジャック・ダニエルのシナトラ・セレクト!

僕の好きなボトルを密かに調べていたようで...びっくり!!

みんな本当にありがとうございました。

このLa Stradaはあくまで門下生たちのもので、門下生たちが主役です。

でもこうしてサプライズを考えてくれたことは正直に嬉しいです。

来年は「気を遣わないでね」と先に言っておこうと思います。


また、来年は門下合宿はいつものいわきから飛騨高山に変え、ソプラノの平野嘉世子さんのお弟子さんたちとの合同発表会も計画中。La Stradaも、このメインの会の他に、リートの会や重唱の会など、テーマごとのサロンコンサートも開催できたらと思っています。


二日間の公式撮影は佐藤浩太郎様。本当にありがとうございました!


新しく入ってきた生徒やご家族からよく聞くのは「門下生みんな仲が良いんですね!!」ということ。ありがたい限りです。

切磋琢磨し、支え合い、励まし合い、でも自分のペース、個の努力も大切にしながら頑張っていって欲しいです。

最新記事

すべて表示

魔笛 終演

Kommentare


bottom of page